要点
①門派とインストラクターのバックグラウンドをネットで調べる
②実際に見学しコーチが十分な知識と技術があるか
③過度の商業目的でなく技術を教えるのに意欲的か
④道場の雰囲気が自分に合っているか、判断する
一昔前は武術、武道の道場探しと言えば、雑誌や情報誌を頼りにしたり、知人から紹介してもらうことが多かったのですが、インターネットが普及した現代ではネット検索で多くの情報を得ることができるようになりました。
ただ、商業目的のマーケティングや過剰な宣伝(虚偽の経歴など)も少なくないため、どうやって道場を選べばよいか迷うことも少なくありません。というわけで、今回は、武術教室、インストラクターを選ぶ際のポイントを説明します。
①門派とインストラクターのバックグラウンドをネットで調べる。
関心を持った道場があれば、その門派(流派)の歴史と、担当インストラクターのバックグラウンドをネットを駆使して検索しましょう。
インストラクターの師匠が誰であるかもできるだけ調べましょう。どれくらいの期間その師匠に習ったかも分かればなおよいです。
生徒を増やすために、大げさな謳い文句や過剰な宣伝で関心を引こうとするケースがありますので気を付けましょう。
②実際に見学しコーチが十分な知識と技術があるか
もし知識ゼロであれば見学してもインストラクターの知識と技術レベルを客観的に判断することは難しいと思うかもしれません。
自分が観察した感覚として、先生が「合理的に説明している」「一方的な説明に終始していない」「例も提示してる」などのポイントをチェックしてください。
知識だけでなく、技術を分かりやすく示しているかも大切なポイントです。
③過度の商業目的でなく技術を教えるのに意欲的か
道場経営にはもちろん賃料、光熱費、税金など各種費用が発生しますので、相応の収益を生み出して収支を合わせることができなければ、道場運営を続けることはできません。
ただ、過度の商業主義に走っているような道場は避けましょう。インストラクターが知識と技術を教えることに意欲的であるかも必ずチェックしてください。
④道場の雰囲気が自分に合っているか判断する
①~③のチェックポイントがOKであれば、最終的に、道場の雰囲気が自分に合っているか、楽しめそうかも考えましょう。武術を身につけるには長期間学ぶ必要があるので、自分が楽しめ環境であるかどうかはとても大切なポイントです。
①~④のチェックリストを使って、最低でも2~3以上の道場を比較することをおすすめします。