マルチリンガルの悩み:第二、第三外国語で自分の電話番号をスラスラ言えないのはなぜか




みなさん、こんにちは。

平日はサラリーマン記者をしつつ、外国語教育と翻訳業をしているジェイです。

さて今日は、「マルチリンガルの悩み:第二、第三外国語で自分の電話番号をスラスラ言えないのはなぜか」というテーマで、一応多言語話者の僕が気付いたあるある体験について記したいと思います。

読者の中には、日本語だけを話す方、日本語を英語を話す方、さらにもう一つ以上の外国語を話す方がいらっしゃるかと思います。

という、わたしも20歳まで日本国内で、純正培養で育った日本人ネイティブまたは純ドメです。

英語は中学1年生からABC、中国語(北京語)は24歳から你好, 広東語は30歳からストリートで学びはじめました。

でも、長年の試行錯誤と努力の成果で、いまでは多言語を操れるようになりました:

1.英語は、4技能において高度なプロフェッショナルレベル(TOEFL IBT 113)*満点は120点

2.中国語は、新聞やテレビニュースを理解し、それについて意見を述べられる。ビジネスレベル。(HSK6級)最上級

3.広東語は日常生活で、レストランでの注文や支払い、世間話程度のスモールトーク。誰かに罵声を浴びせられた時は、瞬時に反応して、二倍返しでお返しできるレベル。(自己評価)

4.スペイン語、ドイツ語、韓国語は、美しい女性を褒めたたえ、食べ物の味にコメントができるレベル。

現在は香港在住なので、自分が一番苦手な広東語をできる限り使うようにしています。

香港では北京語も通じますが、なんせ政治的要因などのため、北京語話者に対してあまりよい印象をもたれていません。

なので、下手でも苦手でも、最初は広東語で話しかけて、香港広東語文化に敬意をもっていることを態度で示すようにしています。実際は, かなり認知負荷がかかって体力を消耗します。

本題に入ります。

先日クリーニング屋にシャツを持って行ったときの会話の中で、名前と電話番号を伝える場面がありました。

名前は、名字を広東語発音で伝えました。店員さんは、たぶん日本人だと知らなかったので、二文字の名字に反応していました。

それで、電話番号を伝える時になって、8桁の番号を空で言うのが(英語と北京語ではスラスラいえるのに)途中でとってもゆっくりになってしまい、途中の5桁目くらいで番号を忘れるという失態!!!

仕方なく、ポケットからケータイ電話を出して、自分のコンタクトを見ながら、数字を読み上げました。

案の定おばさんに(以下広東語):

店員「北京語は話せるんかいな?

私 「話せますけど」

店員「じゃあ北京語で話したらええやん

私 「苦笑・・・。(話せるけどここは、香港だし政治的にもいろいろあるから、頑張って広東語で話してるんだよ!)」

この経験から気づいたのは、

抽象的な情報をそれぞれの外国語で音声として言語化する場合、その情報と音声情報のつながりの強度がスラスラ言えるかどうかを決定する、ということです。

簡単に言えば、自分の電話番号が英語と北京語ではスラスラ言えるのは、何度も発話したことがあるからです。

逆に、広東語は数字の個体はそれぞれ発生できても、固まり(チャンク)として、話す機会がなかったから、電話番号と広東語のつながりが弱い。

結果として、グダグダになってしまったということのようです。

みなさんも、こんな経験はあるでしょうか?

もし2つ外国語を話せる,または勉強したことがある方は、電話番号がスラスラ言えるか試してみてください。

意外と難しいものです。(了)


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